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宝塚雪組公演 『君を愛してる』 『ミロワール』を観ました♪ [観劇日記]

木村信司 作・演出 『君を愛してる-Je t'aime-』と 
中村暁 作・演出『ミロワール』-鏡のエンドレス・ドリームズ-を観ました。

木村信司は好きな演出家であるが、原作のある作品のほうが個人的には好きな作品が多く
オリジナルになると、やや好みからはずれるのが残念である。

かわいいコメディなので、楽しめるが私的にはストーリーが読めてしまうのが
残念だった

中村暁のショー『ミロワール』は個人的には大変好みであった。
テンポもよく、流れも良かった。

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【君を愛してる-Je t'aime- ストーリー】

物語はある大富豪の告別式から始まる。
その告別式で、弁護士から遺言状に記載されている相続者が発表された。
大富豪の長男 ジョルジュ・ドシャレット(水 夏希)である。

ところが、その遺産相続にはある条件があった。
半年以内に上流階級の娘と結婚すること。
その条件を満たさなければ、財産は弟が相続することとなるという内容であった。

結婚相手が条件に当てはまるかを判断するのには、ドシャレットの事業の重役であり
貴族であるフランソワ・ドビルバン(一樹千尋)が選ばれた。

ドビルバンには、ちょうどジョルジュと年のあう独身の娘 セリメーヌ(大月さゆ)
がいた為、皆はこぞってセリメーヌとの結婚を薦めるのであった。

だが、セリメーヌには好きな人がいた。
ジョルジュの友人のアルセスト(凰稀かなめ)であった。アルセストもセリメーヌが好きだったが
周りがジョルジュとセリメーヌの結婚を薦めるので、セリメーヌにプロポーズを
する勇気はなかったのだ。
そんなアルセストに腹がたち、セリメーヌは父親のフランソワ・ドビルバンに
ジョルジュと結婚してもいいと言い出す始末であった。

愛する相手と結婚するのが夢だったジョルジュは、大酒を飲み 「道に迷った時は教会に行け」という
亡き父の言葉を思い出し、教会に行き 寒空の下 教会の前で寝てしまう。
凍死するところを、教会に通うサーカスの花形スター・マルキーズが、彼を助ける。

自業自棄になっていたジョルジュに、マルキーズは叱り付けた。
「あなたならできることがたくさんあるのに!」と…

ジョルジュにとって旧知の牧師、レオンは教える。
マルキーズは、孤児でありながら 教会に寄付をかかさず、恵まれない人々にも尽くす…
そんな心暖かい人であると…

ジョルジュはマルキースに魅かれて行き、最初は道楽息子とバカにしていたマルキーズも
ジョルジュの優しさに気がつき、次第に魅かれていくのであった。

つかの間の幸せの中、深刻な問題が発生していた。
マルキーズのサーカスは、地主に立ち退きを求められていたのだ。

そんな中 マルキーズの元恋人で大サーカスのプロデューサーのアルガン(彩吹真央)は、
自分と結婚してくれたらサーカス団の全員を自分のサーカスで面倒を見ると申し出てきた。

愛しているのは、ジョルジュ…でも、サーカス団の皆を救えるのは自分…とマルキーズは悩む

愛しているのはマルキーズ…でも自分がセリメーヌと結婚すれば、遺産を相続し
サーカス団の地主であるドビルバンから土地を自分が買い取ることができる…とジョルジュは悩む。

果たして二人は…

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【宝塚大劇場公演】

2008年1月1日(火)~2月4日(月)

【東京宝塚大劇場公演】

2008年2月16日(土)~2008年3月30日(日)


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