歌劇ビジュー 横浜公演 「 揺たう潮の咲くらばな 」を観て来ました♪ [OSK OG]
2009年9月18日(金)~22日(火) 山手ゲーテ座(横浜/岩崎ミュージアム)で
上演されている 歌劇ビジュー 横浜公演 「 揺たう潮の咲くらばな 」を観て来ました
この公演は「歌劇ビジュー 初の関東公演」です
出演者は・・・那月峻
友麻亜里・安希つかさ・鳴海じゅん
波輝一夢・美森あいか・ゆめのさよ
水那れお・花風ひかる・高畠ゆうみ
(敬称略)
《公演日時》
◆9/18(金) 18:30
◆9/19(土) 11:00・14:00
◆9/20(日) 11:00・17:00
◆9/21(月) 14:00・17:00
◆9/22(火) 11:00・14:00
↑9/19(土) 11:00・14:00公演を観劇して来ました
前回の神戸公演時に比べ 鳴海じゅんさん、水那れおさん、花風ひかるさんと
出演者も増えましたが、安希さんの那月さん演じる ジョセフ・ヒコの子供時代の
シーンを大幅にカットし、船が難破したシーンと、あとはファンダース家に引き取られる
シーンの登場となっています。
友麻さん演じるジョセフ・ヒコの親友 ヘンリーは、ファンダース家の令嬢 ゆめのさん演じる
アシュリーに想いをよせ、ヒコが好きなアシュリーにプロポーズしていましたが
今回は、アシュリーとヘンリーは最初からカップルのような設定でした。
個人的な印象は・・・「ダンスが増えている」ということと「よりわかりやすくなっている」といった
印象を感じました。
鳴海じゅんさん演じる「杉」は、日本人の武士の役で、藩の開国に反対する意見に逆らったことで
命を狙われています。花風ひかるさん演じる「富美松」は、美森あいかさん演じる「嬉遊」と同じ
遊郭の女で、杉の恋人です。
「杉」と「ジョセフ・ヒコ」の出会いがありますが、「ジョセフ・ヒコ」の人となりが
この後の、「杉」の犠牲を意味のあるものとしていると感じました。
水那れおさん演じる「一条」は、記者で、語り部役だった「エミサリー」役の波輝一夢さんに
取材をする形で物語が進みますが、「一条」の一番最後のセリフが印象的でした
起承転結が、派手で ハラハラ・ドキドキ するような物語ではありません。
ですが、「静かに花びらのごとく 胸に静かな感動が降り積もっていくような作品である」と
私は思いました。
ショー ラスト近くの「マイ・ウェイ」を歌いあげた 那月さんと鳴海さんの歌唱力は圧巻です
9月22日(火)まで上演中です。
男性の演劇ファンに個人的には観ていただきたい作品です。
「文化庁芸術賞」を受賞した劇団の歌劇を超えた実力がご覧いただけると思います
DVDも発売されます。ぜひ、ご覧下さい。
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