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宝塚星組 安蘭けい退団公演 を 観劇しました☆ [観劇日記]

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安蘭けいさんの退団公演 宝塚星組 「My dear New Orleans」「ア・ビヤント」を観た[ぴかぴか(新しい)]

「My dear New Orleans~愛する我が街~」は、作・演出 植田景子
個人的な好みの作品に、ひさしぶりに巡り合えた[るんるん]

マイ・ヒットは「スカレーット・ピンパーネル」以来であった。

貧しかった少女と少年…
10数年ぶりの再会…

さわやかな青年に成長した主人公は、貧しいままのしがないストリートミュージシャン
美しく成長した女性は、実業家の愛人となり、のしあがっていた。

よくあるストーリーと言えば、ストーリーである。

パトロンがいて、弟や母を養っているヒロインは、どうしても
愛に生きれない。
おまけに不治の病である。

だが、観客をあきさせない脚本と演出…
そして、出演者の力量…

ひさびさに、「いい芝居」を観たと感じれて嬉しかった

印象的だったのは、ヒロイン(遠野)と弟(柚希)のデュエット

黒人と黒人と白人との混血ということで、迫害されてきた主人公のジョイ(安蘭)と
ジョイの中間達が教会で歌い上げたシーン

ラストのミュージシャンとして成功し、帰郷したジョイのソロとラストまでのシーン

特に、ラストのあたりは、退団とかさなって安蘭のファンには、涙せずには
みれないのではないかと思えるような、演出となっている

ショー「ア・ビヤント」 作・演出は藤井大介

好きな演出家であるが、好み的には まぁまぁ 好きな感じであった。

下級生を活躍させて、沢山の出演者に見所がある作品は好きである。

ラインダンスではなく、中盤のカンカンも盛り上がって楽しい。

少し、場面の雰囲気が飛ぶので 少し違和感も感じたが、好きな場面も多い。

後半は、退団公演らしい演出となっている。

衣装がとても綺麗だった。

安蘭のラストの黒燕尾も良かったが、紫の衣装がとても綺麗だった。
この前の場面が安蘭は女役なので、紫の衣装へのチェンジが印象的であり
続く安蘭と柚希のダンスが印象的だった。

黒燕尾の群舞もあり、見所は満載だと思う[かわいい]

宝塚公演は2月6日(金)~3月9日(月)

東京は3月27日(金)~4月26日(日)

お薦めの公演である[ぴかぴか(新しい)]
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《 宝塚花組公演 太王四神記 》 を観劇しました♪ [観劇日記]

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真飛 聖さん主演 宝塚花組公演 太王四神記 を2009年1月18日(日)観劇してきました。
この公演は、ペ・ヨンジュン主演 の ドラマ『太王四神記 』の
宝塚での舞台化された作品です。

NTT東日本・NTT西日本フレッツシアターをスポンサーに迎えていることもあり
まず、ひじょうにお衣装なども豪華でした[ぴかぴか(新しい)]

脚本・演出はエリザベートの「小池修一郎」

舞台では、神話のプロローグからラストまでの全てを描いてあります。

韓国ドラマの原作を知っている私としては「よくまとめている」という感想を
まず持ちましたが、原作の『太王四神記』を知らない人が見た時に
理解できるだろうかと感じました。

実際、私と一緒に観劇した宝塚ファンの友達は、今回が2回目の観劇ですが
よくわからなかったそうです[たらーっ(汗)]

(わかりにくいところがあるものの「面白かった」とおおむね 
私の友達の間では好評のようです[るんるん]

逆に、私の席前方のどうやら「韓国ドラマファンの宝塚初観劇」の方が見ると
ストーリーはわかっているので、初めて見る宝塚の華麗さに
「すごい」「豪華」「キレイ」と感嘆のため息をこぼされておいででした[揺れるハート]

そして、韓国ドラマファンで宝塚ファンの私が見ると
どちらもよく知っているだけに、「よくまとめているけれど、詰め込みすぎて
内容の展開が速すぎて、物語に深みがかけている」ように感じました。

決して、悪い出来ではありません。何度も言いますが、よくまとまっています。

ただ、全部をいれてしまったので 
個人的には深く印象に残るシーンや胸にジーンとくるシーンがありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

ラストシーンは原作はハッピーエンドではありませんが
これを変えられたのは、もともと韓国ドラマの「太王四神記」ファンの間では
最終回だけ不評でしたので、よかったとは思います。

ただ、ホゲはタムドクを殺そうとした弓矢に倒れたわけでもなく
プルキル(大長老)も、死んだのか死んでないのかわからないような形で
下手に下がってましたが、ホゲも大長老も、タムドクと戦って死にます。
そこが、ドラマでは最大の見せ場だったので、省略されたのは残念でした。

かなりドラマの内容を省略したり、変えてありましたが、それは24話位の話を
まとめる為には、しかたないのだと思いますが
クライマックスシーンの最後とホゲとの戦いがもう少し盛り上がるように
本をつくって欲しかったというのが個人的な感想です。

この作品は、最初にあげたどのパターンの人が見るかによっても
大きく異なる作品だと思います。

個人的には、2部の最後についているショーがとても素敵だと感じました[ぴかぴか(新しい)]


宝塚公演は2009年1月1日(木)~2月2日(月)
東京公演は2009年2月13日(金)~3月22日(日)

詳しくは宝塚歌劇のHPをご覧下さい。


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宝塚宙組公演『Paradise prince』を観ました♪ [観劇日記]

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宝塚宙組公演『Paradise prince』と『ダンシング フォー・ユー』を
観てきました[ぴかぴか(新しい)]

『Paradise prince』は作・演出 植田景子
『ダンシング フォー・ユー』は作・演出 中村一徳 です。(敬称略)


『Paradise prince』は、個人的には大劇場としては珍しい作品で
バウやドラマシティ向きのような気もしましたが
明るいストーリーです[exclamation]

アート界の天才アーティスト スチュアート・メンフィールド(大和)は
若くして世を去ったアーティストであった父の後をつぎ、いまやモダンアート界の
プリンスとしての地位を築いてはいたものの、本当の夢はアニメーターになること。

妹が大学を卒業し、父の残した屋敷の借金も払い終わったのを機に家を飛び出し
アニメーション会社で一番不人気の部署で働きはじめます。

その時に、アーティストを夢見てアニメーション会社でバイトをしていた
キャサリン(陽月)と知り合い、恋に落ちます。

アートプロデューサーのアンソニー(蘭寿)は、天才アーティスト スチュアートを
取り戻す為にキャサリンにスチュアートを説得して元のアーティストに帰してくれたら
キャサリンを援助し、断ったらキャサリンの未来はない…と脅しをかけます。

特にあっと驚く展開はなかったものの、特記するならば
北翔 演じるラルフ が少し意外でした。(アンソニー側だと思ってました)

個人的に気に入ったのは、スチュアートの母を演じたローズマリー役の美穂圭子の
車椅子での亡き夫を語るシーンと
ローズマリーとスチュアートの亡き父の友人役 ハワード役の一樹千尋の
ラストの銀橋でのシーンが印象的でした[ぴかぴか(新しい)]

ヒロインの歌唱力が少し気になりましたが、可憐なヒロインでした[るんるん]

『ダンシング フォー・ユー』は、個人的には好きなショーです[黒ハート]

中村一徳の作品は群舞が多く、下級生も多くつかわれるので 好きなショーになる
可能性が高い演出家ですが、今回も群舞が多く アップテンポな
スピーディーな展開でした。

最後のピアノセットのシーンはかなり気に入りました。

宝塚宙組公演は…

宝塚大劇場 2008年9月26日(金)~11月3日(月)

東京宝塚大劇場 2008年11月21日(金)~12月27日(土)

詳しくは宝塚歌劇の公式HPをご覧下さい
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宝塚星組公演 『スカーレット ピンパーネル』を観ました♪ [観劇日記]

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先週の日曜日に宝塚星組公演 『スカーレット ピンパーネル』を観てきた[ぴかぴか(新しい)]

一言で言うと『面白かった[るんるん]

個人的な好みだと『ひさびさのヒット[るんるん]』である[グッド(上向き矢印)]

ミュージカル・映画 演劇全般 については辛口なほうなので、あまり絶賛することはなく
〇〇が良かった…といいところだけをコメントすることが多い私だが
『スカーレット ピンパーネル』はとても面白かった[わーい(嬉しい顔)]

まず主役 安蘭 けい と 遠野 あすか の歌のうまさ[ぴかぴか(新しい)]

安蘭 けいの芝居のうまさ[ぴかぴか(新しい)]

フランス革命の話だけど、安蘭 けい が笑いも かもしだしている…

フランス革命の最中 秘密結社「スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)」は、
革命政府に捕らえられた貴族達を救いイギリスに亡命させていた。
その首領であるパーシー・ブレイクニーを安蘭 けいが演じているが、決して人にさとられないために
遊び人のいいかげんなイギリス貴族を装っている

その遊び人のパーシー・ブレイクニーが妙に笑える

パーシーを中心とした周りの真面目なセリフであっても笑える

うまい脚本である[ぴかぴか(新しい)]

革命政府のショーヴラン(柚希 礼音)に、劇場の封鎖をたてにとられ情報をもらしてしまった
パーシーの妻となったマルグリット(遠野 あすか)

もともとは、女優でもあったが革命家だったこともあり、
パーシーは愛している妻を疑うことになり苦しむ…

マルグリットは結婚した夫 パーシーが急に自分に冷たくなり悩む…

柚希 礼音はダンスの人だと思っていたが、歌でも頑張っていたし、印象的な悪役であった。

2幕ものの大作だが、眠くも退屈にもならず、展開が面白かった[るんるん]

フランス革命の話で重い題材だが、お涙頂戴でもないラストは本当に洒落たラストだ[ぴかぴか(新しい)]

ひさびさに、2回以上 観たいと思った作品であった[るんるん]

宝塚大劇場では 2008年6月20日(金)~8月4日(月)  まで
東京公演は 2008年8月22日(金)~2008年10月5日(日)

ぜひ観て欲しい作品である[ぴかぴか(新しい)]

詳しくは宝塚歌劇のHPを

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スーパー歌舞伎 《 ヤマトタケル 》 を観ました♪ [観劇日記]

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報告が遅くなりましたが大阪松竹座 
スーパー歌舞伎 《 ヤマトタケル 》 を2008年5月25日に観ました[ぴかぴか(新しい)]
よく考えたら、前回の大阪公演も観たので、2回目の観劇でした。

小碓命後にヤマトタケル/大碓命…段治郎さん
タケヒコ…右 近さん

で拝見いたしました。

まずは、やっぱり第1幕 小碓命と大碓命 この双子の兄弟の早代りはみごとでした[ぴかぴか(新しい)]
あれって、一人二役って聞いてなかったら本当に気がつかない人がいてもいいぐらいの
早代わりですよね。とくに、柱を挟んでの早代わりは素晴らしかったです[グッド(上向き矢印)]

物語を見ればみるほど、ヤマトタケルが不憫でした。
父上の帝に認めてもらいたいとだけ願い王位も狙ってなどいないのに
次から次へと、討伐派遣され国々をめぐり
最後に帝もヤマトタケルを認め、ようやく国に帰れると思ったその直後
伊吹山の山神との戦いに負けて、大和を目前にして息たえてしまいます。

後妻の皇后が生んだ皇子をいくら皇太子にしたからと言って
わが子をあのように扱いのには憤りを感じました。

ですから、カーテーンコールの演出で、帝がヤマトタケルの手を取り
わびをいれる姿に涙してしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

スーパー歌舞伎をいつも見て思うことは、カーテンコールさえ1本の芝居の1つとして
組み込まれている演出に脱帽します[ぴかぴか(新しい)]

ヤマトタケルはもちろんのことタケルを演じられた段治郎さんとダブルキャストの右近さん
倭姫の笑三郎さんは会場を沸かしていました。(笑いがこぼれていました)

美しい兄橘姫/みやず姫 の笑 也さん、弟橘姫の春 猿さん

お気に入りの首領タケル兄弟 今回もよっかたです[るんるん]


ヤマトタケルがラスト 鳥になって飛ぶ姿も美しかったです。
本当に、まだスーパー歌舞伎を観たことない方には、観ていただきたいです。


《ストーリー》

日本がまだ国家として成立する以前のこと。
謀反をたくらむ双子の兄大碓命(おおうすのみこと)と口論の末、
兄を誤って手にかけた小碓命(おうすのみこと)は、父帝の怒りを買い、
未だ大和に従わない熊襲の征伐に行かされることになった。
踊り女に変装した小碓命は熊襲の首領タケル兄弟を征伐。
熊襲タケルは敵ながらその勇気を称え、ヤマトタケルの名を与えるのだった。

見事熊襲征服を果たし大和に帰ったタケルだったが、父帝の許しは得られず、
さらに蝦夷征伐を命ぜられる。
蝦夷征伐は苦難の連続で、走水では愛する弟橘姫までも犠牲になった。

ついに蝦夷を平定し、凱旋の途中タケルは尾張国に立ち寄った。
国造の娘みやず姫に出会い、傷心を慰められたタケルであったが、
父帝から再び大和への帰途、伊吹山の山神を退治することを命じられる。
伊吹山の神を甘く見たタケルはみやず姫の元に宝剣草薙剣を置いたまま伊吹山に向かう。
苦戦しながらも伊吹山の神を倒したタケルだったが、自身も深手を負ってしまう。

懐かしい故郷の大和を夢に見ながら、
道半ばでタケルの命は尽きてしまう。
やがてタケルの魂は真っ白な大きな鳥となって昇天していくのだった。 (松竹座HPより)


東京公演も大阪公演も終わってしまいましたが、名古屋公演が現在上演中です。
2008/6/9(月)~2008/6/27(金)まで

ぜひ、名古屋県民の皆様 ご覧ください[ぴかぴか(新しい)]
                                         
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宝塚月組公演 ミー&マイガール を観ました♪ 2008.4.6 [観劇日記]

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1作飛ばしてしまったので 久々の宝塚公演の観劇となった。
宝塚月組公演「ミー&マイガール」

3度目の再演だと思っていたら、1996年に月組が中日劇場で上演してたようだ。

初演は1987年 月組 ビル…剣 幸 サリー…こだま 愛 ジョン卿…郷 真由加
ジャッキー…涼風 真世 ジェラルド…桐 さと実 
マリア公爵夫人…春風 ひとみ バーチェスター…未沙 のえる

大ヒットして宝塚大劇場と東京で2回 中日劇場で1回 の上演となった。

次の再演は1995年 やはり月組 
ビル…天海 祐希 サリー…麻乃 佳世 ジョン卿…久世 星佳
ジャッキー…真琴 つばさ ジェラルド…姿月 あさと 
マリア公爵夫人…邦 なつき バーチェスター…汐風 幸

中日劇場のみの公演の再演で、最初に述べた月組
ビル…久世 星佳 サリー…風花 舞 ジョン卿…汝鳥 伶
ジャッキー…樹里 咲穂 ジェラルド…姿月 あさと 
マリア公爵夫人…邦 なつき バーチェスター…汐風 幸

そして、2008年の今回の再演 今、気がついたが みんな月組である
宝塚では月組がミーマイをやると決まっているのであろうか?(笑)

ビル…瀬名 じゅん サリー…彩乃 かなみ ジョン卿…霧矢 大夢
ジャッキー…城咲 あい/明日海 りお ジェラルド…遼河 はるひ 
マリア公爵夫人…出雲 綾 バーチェスター…未沙 のえる

というキャスティングとなった。

私が個人的に一番嬉しかったことは、未沙 のえるのバーチェスターが
観れたことだ。やはりうまい!笑える[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

シンデレラストーリーのハッピーエンド
とても楽しい物語である
何度観ても楽しめるミュージカルの一つだと思う

個人的に、ミーマイといい エリザベートといい
初演を超えるものには、当時の感動を思い出すと出会えなくて当然であると思うが
思い出だけとなってしまったものに、再び出会えるということは
幸せなことであると思う[ぴかぴか(新しい)]

初舞台生の舞台口上とロケットだけでなく、ランベスクウォークでは1階席をキャストがねり歩くが
2階席には、初舞台生が歩くらしい。

宝塚大劇場では3月21日~5月5日まで[ぴかぴか(新しい)]

東京宝塚劇場では5月23日~2008年7月6日[ぴかぴか(新しい)]

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劇団四季 オペラ座の怪人 大阪公演 を観ました♪ [観劇日記]

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2008年3月14日(金)  劇団四季 オペラ座の怪人 大阪公演 を観ました♪

大阪公演が上演されてかなりたつと思うのですが
京都で観たからと大阪では観にいってなかったんです。

…というのも、個人的にあまり良くなかったからなんですが
オペラ座は好きな演目なんで、わりと辛口評価だったのかもしれません。

今回は、 ファントムを 高井治さん クリスティーヌを 木村花代さんが演じられましたが
このお二人がとても良かったです[ぴかぴか(新しい)]

声量も歌唱力も素晴らしい[ぴかぴか(新しい)]

残念だったのは、少しラウル役の歌が、お二人に負けているように感じて残念でした[たらーっ(汗)]

劇団 四季 オペラ座の怪人 大阪公演は 2008年8月31日(日)まで
延長上演が決定しています。

ご観劇がまだの方はぜひ、ご観劇下さい。

個人的には、作品的には ファントム より オペラ座の怪人 のほうがやはり好きかもしれません[ぴかぴか(新しい)]


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劇団四季 ウエストサイド・ストーリー 京都公演を観ました。 [観劇日記]

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2008.3/2(日)13:00 劇団四季 ウエストサイド・ストーリー 京都公演を観ました。

母が入院していた為、1ヶ月ぶりの外出とひさしぶりの観劇です。

もともとシェイクスピアのロミオとジェリエットが好きなので
ロミオとジェリエットを現代版にアレンジしたミュージカル
ウエストサイド・ストーリーも好きな作品です。

昔、ブロードウェイの来日公演を観ましたが
宝塚版も四季版も観たことがなかったので、今回初めての日本語での
ウエストサイド・ストーリーの観劇でした。

阿久津陽一郎のトニーと加藤敬二さんのベルナドを観れて嬉しかったです。

阿久津さんの「マリア」と「トゥナイト」は素敵でした。高音が本当に阿久津さんは綺麗ですね。

マリア役の花田えりかさんは初めて拝見しました。

綺麗なお声でした。声とセリフまわしが、野村さんに似ているような印象を受けました。

ストーリーもほぼロミオとジェリエットと同じですが
やっぱり個人的には、ロミオとジェリエットのほうが好きかもしれません。

理由は、マリアが死なないこと…かな

ロミオとジェリエットでは、二人とも死んでしまって、司教様や領主様のセリフが
胸にしみて大泣きした記憶があります。

ウエストサイドでは、そのセリフをマリアが言いますよね。
最後にトニーの亡骸を、ジェット団とシャークス団が運ぶのは
ロミジュリと同じなんですが、やはりマリアが生きているので少し印象が
違って見えますね。

でも本当に曲はどれも素敵な曲ばかりでした。ほとんど知ってましたね。
知らなかったのは、2幕のジェット団の歌ぐらいかな?

京都公演は2008年7月21日まで延長が決定しています。

ご観劇がまだの方は、ぜひご覧下さい。
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宝塚雪組公演 『君を愛してる』 『ミロワール』を観ました♪ [観劇日記]

木村信司 作・演出 『君を愛してる-Je t'aime-』と 
中村暁 作・演出『ミロワール』-鏡のエンドレス・ドリームズ-を観ました。

木村信司は好きな演出家であるが、原作のある作品のほうが個人的には好きな作品が多く
オリジナルになると、やや好みからはずれるのが残念である。

かわいいコメディなので、楽しめるが私的にはストーリーが読めてしまうのが
残念だった

中村暁のショー『ミロワール』は個人的には大変好みであった。
テンポもよく、流れも良かった。

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【君を愛してる-Je t'aime- ストーリー】

物語はある大富豪の告別式から始まる。
その告別式で、弁護士から遺言状に記載されている相続者が発表された。
大富豪の長男 ジョルジュ・ドシャレット(水 夏希)である。

ところが、その遺産相続にはある条件があった。
半年以内に上流階級の娘と結婚すること。
その条件を満たさなければ、財産は弟が相続することとなるという内容であった。

結婚相手が条件に当てはまるかを判断するのには、ドシャレットの事業の重役であり
貴族であるフランソワ・ドビルバン(一樹千尋)が選ばれた。

ドビルバンには、ちょうどジョルジュと年のあう独身の娘 セリメーヌ(大月さゆ)
がいた為、皆はこぞってセリメーヌとの結婚を薦めるのであった。

だが、セリメーヌには好きな人がいた。
ジョルジュの友人のアルセスト(凰稀かなめ)であった。アルセストもセリメーヌが好きだったが
周りがジョルジュとセリメーヌの結婚を薦めるので、セリメーヌにプロポーズを
する勇気はなかったのだ。
そんなアルセストに腹がたち、セリメーヌは父親のフランソワ・ドビルバンに
ジョルジュと結婚してもいいと言い出す始末であった。

愛する相手と結婚するのが夢だったジョルジュは、大酒を飲み 「道に迷った時は教会に行け」という
亡き父の言葉を思い出し、教会に行き 寒空の下 教会の前で寝てしまう。
凍死するところを、教会に通うサーカスの花形スター・マルキーズが、彼を助ける。

自業自棄になっていたジョルジュに、マルキーズは叱り付けた。
「あなたならできることがたくさんあるのに!」と…

ジョルジュにとって旧知の牧師、レオンは教える。
マルキーズは、孤児でありながら 教会に寄付をかかさず、恵まれない人々にも尽くす…
そんな心暖かい人であると…

ジョルジュはマルキースに魅かれて行き、最初は道楽息子とバカにしていたマルキーズも
ジョルジュの優しさに気がつき、次第に魅かれていくのであった。

つかの間の幸せの中、深刻な問題が発生していた。
マルキーズのサーカスは、地主に立ち退きを求められていたのだ。

そんな中 マルキーズの元恋人で大サーカスのプロデューサーのアルガン(彩吹真央)は、
自分と結婚してくれたらサーカス団の全員を自分のサーカスで面倒を見ると申し出てきた。

愛しているのは、ジョルジュ…でも、サーカス団の皆を救えるのは自分…とマルキーズは悩む

愛しているのはマルキーズ…でも自分がセリメーヌと結婚すれば、遺産を相続し
サーカス団の地主であるドビルバンから土地を自分が買い取ることができる…とジョルジュは悩む。

果たして二人は…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【宝塚大劇場公演】

2008年1月1日(火)~2月4日(月)

【東京宝塚大劇場公演】

2008年2月16日(土)~2008年3月30日(日)


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大沢たかお 主演 『ファントム』 大阪公演を観ました [観劇日記]

「ファントム」は、フランス人小説家のガストン・ルルーの怪奇小説
「オペラ座の怪人」を原作としたミュージカルです。

「オペラ座の怪人」と言えば「アンドリュー・ロイド=ウェーバー版」が有名ですが
幻想的で本当にファントムは「怪人」だったのではないか…と思わせるストーリーに対して
「ファントム」は、怪人ファントムの人間像に焦点をあてたストーリーになっています。

宝塚の宙組と花組でも、過去上演されていて2作品とも観たので
大沢たかおのファントムも観てみたいと昨年から楽しみにしていました。

まず驚いたのは、大沢たかおのコスチューム姿が、とても似合っていて美しかったことです。

宝塚のヒット作 エリザベートも 東宝で上演されていますが
トートの衣装は、やはり男性にとても似合うものではありません。

しかし、宝塚版とかわりない長髪のかつらと衣装を身にまとった大沢たかおが
あまりにも美しかったので、驚いてしまいました。

友達に話したら、彼はモデルのご出身だそうですね。納得しました。

今回、大沢たかおがミュージカル初出演ということで、メインキャストの役者さんの
ほとんどがミュージカル外の役者さんでかためられていた為
1幕を観た時は、四季や東宝のレミゼが大好きな私としては
全体的に声量も歌唱力も、アンサンブル以外はきつかったというのが正直な感想です。
眉間にシワをよせてしまいましたが2幕の芝居を観て、涙がでました。

演技は非常に良かったのです。

宝塚を観た時は、泣きませんでした。

宝塚の演技が良くないということではなく、私はもともとよっぽどでない限り泣かないのです。

ラストのフライングを使った演出が印象的でした。

大沢たかおは日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞されている実力の持ち主です。

ファントムの哀しみ・初恋・狂気 などが見事に表現されていました。

フィリップ・シャンドン伯爵はルカス・ペルマンを観ました。

エリザベートのルドルフで絶大な人気の彼で、来日公演も観ましたが
今回はセリフも歌も日本語の為、発音は少し厳しかったように思います。

立ち姿は申し分なく顔の表情などは、よく演じれていたと思います。

ダブルキャストのパク・トンハは日本語が堪能なので
彼の分のチケもとればよかったと少し後悔しました。

クリスティーン・ダエーを演じた徳永えりは、歌唱力がやはり厳しいようでした。
宝塚版のクリスティーンのほうがはるかに、うまかったと感じました。
感情をいれたセリフでは、少し耳障りな気もします。

初舞台ですが、健闘されていたと思います。

他に印象的だったのは、ファントムの母親ベラドーヴァ 
映像であったのと、私の中の「天使の声」とは少しイメージが異なりましたが、
歌の中の感情表現が素晴らしかったです。元宝塚の姿月さんに似ているなと思っていたら
やはり、姿月あさとでした。

「人間ファントム」の芝居を観にいくのであれば
充分感動を得れる公演だと思いますので、お薦めします。

公演スケジュールは下記のとおりです。


【大阪公演】

■会場:梅田芸術劇場メインホール
■日程:2008年1月13日(日)~27日(日) 16回

【名古屋公演】
■会場:愛知厚生年金会館
■日程:2008年2月1日(金)~2月3日(日)  4公演

【東京公演】
■会場:青山劇場
■日程:2008年2月7日(木)~2月22日(金)  18公演

上の写真…会場にも貼られてましたが、今回 パンフレットの写真が素晴らしくいいです。
ぜひ、購入をお薦めします。


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