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轟悠・柚希礼音 宝塚星組公演 The Lost Glory 観劇レポート [観劇日記]

The Lost Glory poster.jpg

※敬称は、略させていただきます。


初日から間もない7月20日(日)の15:00公演を観劇した。

一言で、言うと柚希礼音の悪役の魅力を最大に発揮するために

書かれた脚本のようにも思える。

シェイクスピアの「オセロー」がベースになっているので

轟悠の演じる「オセロ」役にあたる「オットー」の苦悩を表現するのは

大変な役であるし、轟はその難役をベテランの演技力で

見事に表現していると思う。


しかし、宝塚では、悪役を演じるスターが目立つ傾向にあり

この作品の「イアーゴ役」にあたる柚希演じる「イヴァーノ」が

目立つのは、当然のことだと思う



「オセローは」

ヴェニスの軍人であるオセロが、イアーゴーの策略にかかり、

妻デズデモーナの貞操を疑い殺すが、のち真実を知ったオセロは自殺する、という話

であるが、結末は異なる。


The Lost Glory 舞台はニューヨーク

ギリシャ系の移民でありながら、アメリカンドリームをつかんだ男

「建築王」と称されるまでになったオットー・ゴールドスタイン(轟悠)

その片腕イヴァーノ・リッチ(柚希礼音)

イタリア人の成り上がりとその妾の子供であった彼は、優秀でありながら

幼いころから差別され生きてきた。

そんな中、彼は実力で評価をしてくれるオットーと出会い

以来、ずっと彼を信頼し、彼を支えてきた。

オットー・ゴールドスタインを支えるもう一人の男 ライマン財閥のライマン会長こと

ウォルター・P・ライマン(十輝いりす) のニューヨークの新しいランドマークビルとしての

ライマンビルの建設を担当することとなった。

新会社を設立してまでの、社運をかけるほどのプロジェクト

その新会社の社長に選ばれたのは、イヴァーノではなく

ニューヨーク州上院議員の息子 カーティス・ダンフォード(真風涼帆)が就任した。

イヴァーノは、自分が任されると思っていただけにショックも大きかった。

だが、重役たちに反対されたのが原因であろうと、オットーに確認するが

オットーから告げられたのは、オットーの最終判断で、人事は決定されてことを知る。

「この人だけは違う」と思っていたイヴァーノ

そこから、イヴァーノのオットーへの復讐がはじまる・・・


ストリーは、以上である。


ヒロイン夢咲ねねは、オットーと結婚するアメリカ屈指の名門 大富豪キャンベル家の
令嬢であり、画家の ディアナ・キャンベル を演じる

あまりの華やかさに女優の役と勘違いしてしまい、パンフレットを読み
画家であると再確認


二番手の紅ゆずる は、ロナルド・マーティンという ディアナの絵の家庭教師であり

初恋の相手だったが、身分違いで結婚をあきらめる気弱な青年

演技達者な紅に、この役は・・・と最初思っていたが、クライマックスを見て納得の

役柄であった。

好青年からの変貌ぶりが見ものである。


三番手の真風涼帆は、新会社の社長 カーティス・ダンフォード

優秀ではあるが、酒と女に溺れるロストジェネレーションそのもののような人物


イヴァーノにはめられて、仕事への情熱が目覚める役どころ


メインキャストは以上であるけれど、個人的に注目した役として

前作 ナポレオンのナポレオンの息子を演じ

少年ぽかったが、今回は大人を演じた レイモンド役の天寿光希

宝石商のムッシュ・ヴァラン役を演じた 壱城あずさ 

お姉キャラがとても面白く、セリフのない場面でも

歩き方ひとつとっても細かく役づくりがみてとれて、興味深かった。


また、株暴落の危機について述べた ウィル・スミス役の鶴美 舞夕 が

とてもよかった。


個人的な違和感は、イヴァーノ・リッチが見るからに悪役で、


どうしてこんな、いかにも腹にいちもつもってそうな人間のいうことを

オットーも、カーティスも、ロナルドも信じるのかが不思議だったため

見るからに悪役につくりすぎではないか?


という個人的な感想はあったが、スカイステージの話を聞いて

演出家からの「見るからに悪役な役作りにして欲しい」という

要望があった話を聞いて納得。

あくまでも、悪役の魅力を最大限に出すため重視の、役づくりと

なっているようである。





長くなったが、ショーのパッショネイト宝塚も、ラテンのとても楽しいショーである

特筆すべきは、第7場 ファヴェーラ


礼 真琴が歌い 柚希と鶴美 そして、ダンサーたちのダンスが圧巻である

スカイステージで出演者がすごいと言っていた場面の

カポエラとは、ここではないだろうか?

本当に圧巻である


宝塚大劇場公演 2014年7月18日(金)~8月18日(月)


東京宝塚劇場 2014年9月5日(金)~10月5日(日)


詳しくは、宝塚歌劇団のHPをご覧ください



オリジナル作品としては、ひさしぶりにお薦め作品である[ぴかぴか(新しい)]
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宝塚 雪組公演 前田慶次&My Dream TAKARAZUKA 観劇レポート [観劇日記]

kanetsugu.jpg

かなり前になりますが、6月15日(日)15:00公演
宝塚雪組公演 『一夢庵風流記 前田慶次&My Dream TAKARAZUKA』
を見ました。


『一夢庵風流記 前田慶次』

脚本・演出/大野 拓史

オープニングは、映像を使った演出

映像だけでなく、前田慶次役の 壮 一帆が

映像の忍者群団と、戦う・・という設定。

慶次の愛馬 松風をめぐっての戦い

原作は、読んだことありませんが

慶次は、前田利家の正妻 まつ( 愛加 あゆ)と幼い頃より愛し合っていたが

前田家の家督を、小田信長(?)の命令により

慶次の父が継げなかったことから、二人は引き離された・・というストーリー。

自ら自由に生きること(傾奇者として生きる)を望み

前田家を飛び出します。

壮さんは、もともと芝居のうまい方なので

魅力的でおおらかな前田慶次を演じておられました。


今回の芝居で、目立ったのは、絵にかいたような悪役

雪丸(小姓上がりの牢人)役の 未涼 亜希

忍びの家に生まれたが、表舞台にでたくて

名家の令嬢と恋仲にまでなったが、夢破れ

元の、忍びの世界に戻ってくることにより、野心あふれる

危険なやらしい?(笑)男を演じきってました。


雪組ファンの友人に聞いたところ、出番は全部で15分程度しか

ないそうですが、強烈な印象を与えてくれました。

未涼 亜希さんも、今回で退団されますが

最後に、いい役にあたられてよかったなと思います。

(私の友人には未涼 亜希さんのファンが多いのです)


さて、二番手の奥村助右衛門役 早霧 せいな さんですが

前田家の重臣で慶次の莫逆の友の役です。

前田家の家臣としての責務と、友情のはざまで悩みますが

全体的に出番が少ないのではないか・・という感じがしました。

見どころは、やはり最後の「慶次を切らねばならぬ」のシーンでしょう。


夢乃 聖夏 さんは深草重太夫(傾奇者)役

慶次の子分のような役ですが、出番が多く

芝居もうまく大変印象的でした。


あと、名前がわからないのですが

娘役さんで、忍びに生まれながら、慶次を殺そうとしたものの

慶次に惚れて、慶次につき従う・・とてもいい役で印象に残りました。


そして、今回 何と言っても 気に入ったのが 馬の「松風」です。

生徒さんが最初はいっていると思い名前が知りたくてパンフを買ったほど

すごかった!! うまかった!!

細かい仕草など、本当に お馬さんなんです。

そして、かわいい!!

人がはいっているけど、とても自然でした。

松風 LOVEです(笑)



『Dream TAKARAZUKA』

グランド・レビュー
『My Dream TAKARAZUKA』

作・演出/中村 一徳


個人的には、好きな作品です。
テーマ曲も覚えやすくてとてもいいです。

好きな理由ですが、若手スターの起用が多いこと
スター陣だけでなく、若手スターのシーンがたくさんあるので
見ていて楽しめます。

そして、ショーはまるで「さよならショー」のようなシーンがあります。

退団される方をメインとした群舞

衣装も白で、とても綺麗なシーンでした。

退団される方、ファンの方への最大の贈り物なのでは
ないでしょうか?

どうが千秋楽まで頑張って下さい。

◆宝塚大劇場公演は
2014年6月6日(金)~7月14日(月)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/369/index.shtml

◆東京公演は
2014年8月1日(金)~8月31日(日)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/370/index.shtml

です。

芝居は、ラストが微妙な気もしますが
佳作だと思います。

ショーはお薦めです。
ぜひご覧ください。

詳しくは、宝塚歌劇団のHPをご覧ください。

◆未涼 亜希さんのファンの方へ

たぶん喜んでいただけるお知らせがあります。
後日書きますので、興味がある方はまたご覧ください。
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宝塚宙組公演 風と共に去りぬ 観劇レポート [観劇日記]

kazetomo.jpg

1週間前ですが
2014年10月6日(日)11:00公演を観て来ました。

Aパターンです。

最初、宙組で「風共」を・・という話を聞いたときは
凰稀さんのスカーレット編かと思っていたので
バトラーをされると聞いて、正直びっくりしたのを
覚えています。

凰稀さん=美しい

イメージがあるので、タイプ的には

凰稀さん=スカーレットまたはアシュレ

逆に、悠未さんは、濃い 男らしいイメージがあったので
アシュレという配役にも驚いていました。

舞台を観劇し、演技力というものは
こうも、見事に 自分の色を消せるものなのか・・

ということに驚きました。

美しい凰稀さんのバトラーが、ちゃんと男くさい・・

男らしい悠未さんが、ちゃんと王子様っぽい

どちらかというと、同じく男っぽいイメージの緒月さんが、大きいけども(笑)

あでやかな娼婦・・

男役の朝夏さんも、スカーレットとして声からして女らしい


「風と共に去りぬ」は、1994年の雪組の一路さんトップの時から

約20年ぶりに観劇しましたが、とてもよかった・・というのが

Aパターンを見ての感想です。


個人的に、演出として若い時のシーンからいれて欲しかった・・と

いう以外は、とても満足度の高い公演でした。

若い時のシーンがないと、そのときからレッドがスカーレットを好きで

スカーレットがアシュレを好き・・・という関係図が弱いかなと感じました。


◆お奨めポイント

◎1幕第13場 戦場

スカーレットに頼まれて、バトラーが戦場となったアトランタから
スカーレットとメラニー、プリシーをつれて
スカーレットの故郷 タラへと馬車で向かいますが
途中 負けそうになっている南部を守るため
一人戦地に向かうバトラー

このあとの群舞は本当にかっこいいです。

◎1幕第14場 タラ

風共の有名なシーン

専科の汝鳥さんとスカーレットの朝夏さん

「明日になれば」

見事な演技でした。

◎2幕第13場

前のシーンで、アシュレとスカーレットの噂を聞いて嫉妬したレッド
スカーレットの階段落ち

の次のシーンです。

レッドのスカーレットへの想いが、せつなくて・・・
メラニーの実咲さんの傷ついたレッドを包むような包容力

全シーンの中で一番感動した好きなシーンです。



◎2幕第16場

第16場の、メラニーが死んだ後 アシュレとレッドが待つ中

手を差し伸べるレッドに気がつかず、アシュレにかけよる

スカーレット・・

この後の、レッドの表情が孤独で・・・とても痛々しかったです。


◎2幕第20場

ベル役で女役だった緒月さんが男役で、アシュレ役のAパータンは
悠未さんと歌い踊ります。


◎2幕第23場 セントルイス・プルース

男くさい悠未さんがご覧いただけます。

本領発揮!?

悠未さんファンは必見です。


◎2幕24場

「風と共に去りぬ」のショーと言えば

「ナイト・アンド・デイ」

やっぱり銀橋の「手の平 チョン」が好きです♪



次は、10月26日 Bパターンを観劇予定です。

風と共に去りぬ 

宝塚大劇場公演 は 公演期間:9月27日(金)~11月4日(月)

東京公演は 公演期間:9月27日(金)~11月4日(月)


詳しくは宝塚のHPをご覧ください。
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宝塚 東京国際フォーラム星組公演 REONⅡ 観劇レポート [観劇日記]

reon2.jpg

おもいがけず東京に出張がはいったので

宝塚星組公演 東京国際フォーラム公演 REONⅡを観てきました。



今回の舞台は「再演」だと思っていたので、

REONに新しい場面が多少追加される程度だと思っていましたが

まったくの予想を裏切り、8割~9割 新作でした。

舞台のセットには、巨大なスクリーンが5つ程 用意されていて

シーンに合わせた映像が写しだされます。


個人的に、前回は1部の歌謡ショー的な構成が

あまり好きではありませんでしたが

今回は、全体的に大人っぽく、かっこよく構成されています。

コンサート色より、ショー色が濃くなっています。



《お奨めTopics》

ACT1

◆1 re-birth~再生~

◎カプリチョーザ

オープニングからの3曲目

柚希さんが、歌の途中でセリフを言い出すと男役全員が膝を折り
1列目のお客様を見つけ流し目攻撃?
1列目の観客へのピックプレゼント!

◆6 re-calcitrant~服従しない~ 

◎LADY REON


柚希さんの女役
トップ男役には、珍しいかなり露出面が多い衣装

ゴールドのジャケットを脱ぐとビスチェとホットパンツ
ロングブーツ

群舞のあと、十輝さんと踊られます

自分が見たのは、ボブの黒髪でしたが、宝塚ニュースでは
金髪のストレートのロング、聞いた話では
金髪のボブもあるようです☆



◆7 re-cluse~世を捨てた~

◎影を逃れて

1幕のラスト

柚希さんのソロ やけにリアルな雨の映像・・・と思っていたら
本物の水!!

舞台中央に雨が降り、スポットライトが当たってきらきら輝いている
雨にぬれながら、柚希さんが歌い上げて、幕!!

舞台に「水」とは、ジャニーズかスーパー歌舞伎か!?と思ってしまいました(笑)

とてもきれいなシーンです。


ACT2

◆0 on-eliner

客席案内係りが今回2人・・

2階席下手より十輝さん扮するマサ子さんが登場
少しあがったところで、観客にどこから来たか聞かれ
会話を・・

そのあと、後輩の紅子さんを呼ぶと紅子さんが、舞台上手から登場!

二人 会話の後、マサ子さんが退場

紅子さんが1階客席を前回 同様回ります。

レオンさんを追って、国際フォーラムに転勤したそうです(笑)

博多座の時も、転勤したと言われるのでしょうね(^^)

紅子さんのトークの後、2幕の開幕!!

◆1 on-stage ~舞台の上で~

ベルバラコーナーです

◎ごらんなさい ごらんなさい
◎薔薇のタンゴ
◎ボレロ
◎REONあればこそ

ボレロ・・柚希さんと、紅さんのタンゴ
紅さんが女役で踊られます
(紅さんの髪は、地毛でした)

◆2 on-rush ~突進~

ちえ子さんと、紅子さんと、マサ子さんのコーナーです。

客席案内係りが2人ですので、このコーナーはパワーアップしています。

マサ子さんが、「お小遣いが足りなくて台湾公演にいけなかった」と泣く
ファンのちえ子さんに「食べちゃうぞー」としきりに言うのは
なぜかな?と思っていたら、国際フオーラムに「なまはげ」が来ていたようです(笑)

対して、紅子さんは「いない いない ばぁ」と言ってました。
(ちぇちゃん、パパネタ?)

レオンちゃんの今後どんな役が見たいか・・という話になり

紅さんは、風共のバトラーのセリフと共に「さよならは夕映えの中で」を
歌われます。

次に、十輝さんは、トートのセリフのあとに「最後のダンス」を歌われます。

二人が、ちえ子さんに「あなたは、どんなレオンちゃんの役が見たいの?」と聞かれ・・

場面が、かわります↓

◆3 on-slaught~猛攻撃~

◎BAL

ロミオとジュリエットの曲なので「もしかしたら・・」と思ったら
大当たり、柚希さんによる ティボルトの曲

「今日こひその日」でした。

もちろん、衣装 かつらをつけての熱唱♪

◆5 on-going~前進~

◎REON's ショーメドレー

柚希さんの初舞台から現在までのショーのメドレーです
20曲 12分

いろんな方がソロを歌われるので、とても楽しめます♪

ササンクロス・レビュー~カリビアン・ナイト

十輝さんと紅さんが2階席から登場されます。

十輝さんが2階下手 紅さんが2階上手から登場

ル・ポアゾンの後の台湾公演の中国語の曲では

柚希さんが、客席降り

メドレー最後の「celebrity」は、全員の客席降りがあります。


メドレーが終わると、礼さんが娘役で登場

星組の紫苑ゆうさんがトップの時に上演された
パパラギから 白城あやかさんが歌われた
「心はいつも」を歌われ
そのあと、柚希さんとのデュエットダンスになります。

◆on-coming~近付く~

◎銀河鉄道999

1階席後方から、悲鳴? 感性?が聞こえた・・と思ったら

暗転からライトがついたら、1階席の一番後ろの通路から

上手通路 十輝さん 下手通路 紅さんが Tシャツ姿で登場!

中央の横通路で、クロスして 十輝さんが下手 紅さんが上手通路を
歩いて舞台に戻られます。

◆8 Re-on

◎REON

のあと

◎Story

が最後の曲になります。


宝塚以外の曲も、EXILEであったり、選曲もとてもよかったと思います。

ひさしぶりに、とてもよい作品を見ることが出来て
レポートを書く気になりました(笑)


長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

※誤字・脱字ございましたら、お許しください。


◆REONⅡ 東京国際フオーラム公演
9月27日(金)~10月9日(水)

◆REONⅡ 博多座公演
10月16日(水)~10月28日(月)

チケットは完売ですが、私もネットで捜してみれたので
ぜひ、観劇をお薦め致します♪
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宝塚星組公演「オーシャンズ11」を観劇しました★ [観劇日記]

oceans11p.jpg

どれぐらいぶりのレポでしょうか・・・(^^;)
ご無沙汰しております。

11月13日(日)11:00公演 『オーシャンズ11』
を観劇してきました[ぴかぴか(新しい)]

1つ前の公演は、母が入院して チケットを人にあげて
観れなかったのですが
その1つ前の雪組公演「仮面の男」は原作はいいだろうに
演出家の演出が好みでなく、・・・な時間を過ごしましたが

『オーシャンズ11』は、ひさしぶりに 二重丸に花[かわいい]がつくぐらい
面白い公演でした。

2001年に公開されたアメリカ映画の世界初のミュージカル版

そのせいか、いつもより男性客が多かったように思います。

ダニー・オーシャンと彼が率いる10人の仲間が、
ラスベガスにあるカジノの金庫破りに挑む犯罪アクションドラマ。


10人の仲間・・・ということで、劇団員の方も主要クラスの役柄がまわってきて
やりがいがあったのではないでしょうか?

多くの方が活躍しているのをみて嬉しくなりました。

この舞台を見て、映画を観たくなりましたので
個人的には、相当お薦めな作品としてご紹介させていただきます。


主人公のダニー・オーシャンは、刑務所から仮釈放され
妻に会いに行きます。

妻は、5年前からダニー・オーシャンが刑務所にはいった時から
離婚願いを弁護士を通じて出していました。

クラブで歌っていたシンガーですが、あるラスベガスのホテルチェーンの
大富豪のオーナーに認められ、メジャーデビューすることになっています。

オーナーからは求婚もされています。

ダニー・オーシャンは、このオーナーのラスベガスにある金庫破りに挑戦する為
10人の仲間をスカウトします。

特筆するならば、やはり 未沙 のえるさん

ソール・ブルームという引退したカリスマ詐欺師の役ですが
最高に面白かったです[るんるん]


宝塚では珍しいスーツもの の1本もの の大作[ぴかぴか(新しい)]

原作では、きっと違うと思うのですが

宝塚版では、ダニー・オーシャンの狙いは金庫に眠るお金ではなく
失った妻 テス・オーシャン の心を 取り戻すことのようです[黒ハート]

ダニー・オーシャン 柚希 礼音
テス・オーシャン 夢咲 ねね

ラスティー・ライアン 涼 紫央 (ダニー・オーシャンの友人で 『オーシャンズ11』のメンバー)
テリー・ベネディクト 紅 ゆずる (ホテルオーナー)


公演期間:11月11日(金)~12月13日(火)

詳しくは宝塚歌劇団のHPをご覧ください[ぴかぴか(新しい)]



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2011年1月23日(日)モーツァルト 大阪公演を観ました☆ [観劇日記]

mozart.jpg

忙しくて書けませんでしたが
2011年1月23日(日)モーツァルトを梅田芸術劇場にて観劇しました[ぴかぴか(新しい)]

昼公演で、主演が井上芳雄さんの部でした。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人 は 香寿たつきさん[ぴかぴか(新しい)]

大阪で以前、上演された時 スケジュールの都合で観れなかったので

モーツァルト 初観劇でした[ぴかぴか(新しい)]

モーツァルト=天才 のイメージがあるので 順風満帆な人生なのかと思いきや

その性格ゆえに、ザルツブルクの領主であるコロレド大司教に背き 故郷を後にし

パリに行くが失敗し、母も亡くし ヴァルトシュテッテン男爵夫人に見いだされて

ウィーンでデビューし成功するが、知り合って結婚した相手の家族には金ずるにされ

最後は自殺だなんて・・・壮絶な人生だったのですね~[たらーっ(汗)]

井上芳雄さん・・・久しぶりに拝見しましたが「表現力」が増したと感じました。

別の日に観劇した友達は山崎育三郎さんを観て、褒めてました。

1曲歌で感動した曲があります。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人 は 香寿たつきさんの歌うソロ

モーツァルトとその父と姉に歌って聴かせる歌なのですが

曲も素敵なのはもちろん 香寿さんの歌唱力と表現力に脱帽しました[ぴかぴか(新しい)]

コロレド大司教様を演じられた山口祐一郎さんは、あいかわらずの美声ぶりで


祐一郎ワールド全開[exclamation]

個人的には、モーツァルトの父 レオポルトを演じられた市村正親さんに

惹きつけられました[ぴかぴか(新しい)]

モーツァルトの妻 コンスタンツェ役のSPEED 島袋寛子さん

1幕はあまり出番はなく、2幕に出番が多かったです。

歌唱力はもちろんバッチリなのですが、少しミュージカルばかり観ている私からすると

アーティストの歌い方をされるので、少し違和感がありました。

劇場支配人エマヌエル・シカネーダー役の吉野圭吾さんは、会場をわかせてました。

カリスマ性のある役はぴったりですね。

パンフレットを観てなくて、少しターンをしただけでも あきらかに違うので

ダンサーかな? とオペグラでお顔を見たら 吉野さんでした[かわいい]


観劇していて、演出が小池修一郎氏ぽいなっ・・・と思ったら

小池修一郎氏が演出でした(笑)

1月25日(火)が千秋楽の為、楽近くの日曜の公演でしたので

アンコールの盛り上がりもすごく井上芳雄さんと子役のモーツァルト役の子が

最後の最後に2人で、出てこられ 肩車をされて舞台そでに去って行かれました[るんるん]

豪華キャストによるミュージカルを堪能した1日でした[ぴかぴか(新しい)]




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宝塚雪組公演 ロミオとジュリエットを観劇しました☆ [観劇日記]

omijuri.jpg


2011年1月2日 宝塚歌劇団 雪組公演「ロミオとジュリエット」を観てきました[ぴかぴか(新しい)]

梅田芸術劇場公演は観劇していないので

この雪組公演が、初観劇でした。

事前知識がなく観劇したので、このミュージカルが初演から10周年を迎える

全世界で500万人以上の観客動員数を誇るヒット作品ということも知らずに

観劇しました。

ロミオとジュリエットは、映画も2つ観ましたし

宝塚でのバウ公演も観たことがありますが

印象的には、まず 衣装と音楽が現代的[ぴかぴか(新しい)]

特に衣装については、ひじょうに華やかでした[かわいい]

ロミオがジュリエットの前に好きだったロザラインについては、ふれておらず

まだ見ぬ恋人に対して夢を描いている 純粋な青年としてロミオが描かれています。

全幕 歌・・・というわけではないのですが、とても歌の部分が多く

主役以外においても、見せ場が用意されている作品です。

出演されている方にとっては、やりがいのある作品ですが

プレッシャーもかかる作品であると思います。

全体的に「歌」が多いので、個人的な感想としては「歌唱力」部分において

苦笑いする歌唱力の方もいましたが、とても楽しめる作品でした。

新トップの音月桂さんは、とにかく綺麗でした[ぴかぴか(新しい)]

2幕ラストのショー部分の最後のトップのデュエットダンスが今までみたことのない

7人? での群舞だったので、驚きました(娘役2人 男役5名?)

1月2日の11時公演を観ましたが、立ち見もでるほどの盛況ぶり

宝塚公演は 公演期間:1月1日(土)~1月31日(月)

東京公演は2011年2月17日(木)~3月20日(日)


有名な作品のニューバージョンなので

昔の宝塚ファンであり、現在 ミュージカルファンの

私のような一般の方でも楽しめる作品です。

ご観劇をお薦めいたします[ぴかぴか(新しい)]


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紫苑ゆう バウホール公演 True Love 前楽・千秋楽を観ました☆ [観劇日記]

true-love2.jpg

日付がかわってしまいましたが、2009年11月3日(火)元宝塚星組トップスター
紫苑ゆうさんの退団15年と紫苑ゆうさんの元ファンクラブが主催している
ディナーショー再会の10周年を記念して行われた
もしかして最初で最後のバウホール公演を観てきました[ぴかぴか(新しい)]

Shiruviaの宝塚ファン時代は、紫苑ゆうさんに始まり 紫苑ゆうさんで終わりました[かわいい]

この方に出会わなければ、OSKも四季も・・・歌劇やミュージカルというものに
出逢うことはなかったのです。

「shiruvia」というハンドルネームさえ、バウ公演 トルメンタのヒロインの役名から
とったのですから・・・[ぴかぴか(新しい)]

それはそれは若い・・・ぴちぴちの青春時代・・・
今回、舞台で歌われたどの曲ひとつ知らない曲はないほど、思い出がいっぱいでした。

初日、前楽、楽・・・と血のにじむ努力のおかげで、プレミアムチケットを手にし
土曜の昼公演をいれて4回・・・観劇することができました[ぴかぴか(新しい)]

土曜日の昼にスカイステージの収録がはいっていたので
放映日は未定とのことですが、観れなかった方の為にもぜひ放映して欲しいです[グッド(上向き矢印)]

初日は、ヤンさん、ミキちゃん(真矢みきさん)、まいまいさん、あやかちゃんなどが観に来られてて
楽は、シギちゃん、ジュンベちゃん、ヨウちゃん、サミーさん 前楽かな? モヤシさん
ゆきなちゃん など、たくさんの元星組のスター様がお越でした。

OSKのOGスター様も、初日から 希望さん、珠希さん、友麻さん・・・など観劇に来られてました。

今日の楽はミュージカル俳優の岡幸二郎さんも来られてて
岡さんのブログにも、シメさんとのツーショットも掲載されていましたね[ぴかぴか(新しい)]

ご存知ない方は見て下さいね[黒ハート]

今回の公演は、3分でチケットがソールドアウトになったらしく
本当に貴重な公演でしたが、ウルさん(未央さん)と2人の舞台と思えないほど
見ごたえ充分の舞台でした[ぴかぴか(新しい)]

パンフレットは前楽の開演前に完売してしまい、今のところ
増冊する予定はないとのことです。

いつも2部の最初にシメさんとウルさんのトークがあるのですが
白城カバカさんは、いつもは薔薇の花の髪飾りをつけておられるのに
前楽は、ティアラをつけておられ、千秋楽はカバのぬいぐみを手に持ってでてこられました[あせあせ(飛び散る汗)]

土曜日がちょうどウルさんの誕生日で、皆でハッピーバースデェイを歌いましたが
その時のことや、前日の深夜0:00のシメさんのおめでとうメールと電話が
嬉しかったことなど、お話しして下さいました。

植田先生とシメさんのモノマネ・・・ミキちゃんのモノマネも似てました[あせあせ(飛び散る汗)]

ウルさん・・・舞台を盛り上げてくださり
ありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]

千秋楽は長いシメさんのご挨拶がありました。

宝塚が好きで、宝塚の男役以外考えられなくて、女優にならず
舞台にあがることを封印したこと・・・

どうしても大好きな宝塚にかかわっていたくて、講師の道を選んだこと

宝塚の舞台を観ると、自分が向こう側の人間でなくなったと思い知らされ
くやしかったこと

ファンの皆の愛が自分の背中を押してくれて、大好きなバウに立てたこと

宝塚の舞台に立ってみて、心から宝塚の男役を愛していることを認識したこと

それらを涙をながされながら、語られて 最後に 宝塚が宝塚で永遠に
あり続け欲しいと語られご挨拶を終わられました。

何度も何度もアンコールは続き・・・最後に6:15をすぎても続くアンコールに応えて
幕前に姿をだされました。

私も思い出しましたが「うたかたの恋の東京の初日を思い出すね」と
おっしゃっていました。

再び夢を見れた5日間でした[かわいい]

関係者の皆様・・・本当にありがとうございました[exclamation]

感謝をこめて・・・・[ぴかぴか(新しい)]


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紫苑ゆう リサイタル True love レポート ♪ [観劇日記]

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元 宝塚歌劇団 星組 紫苑ゆう さんの退団15年ぶりのバウリサイタル
《True love》を初日 2009年10月30日(金)と10月31日(土)13:00公演を観ました[ぴかぴか(新しい)]

パンフレットに記憶を元に解説をつけました。間違っていたらすみません[あせあせ(飛び散る汗)]

【第1部】

<第1場>

よみがえる伝説

マントをつけ、ブラウスにブーツ・・・金髪の騎士のように美しい青年(紫苑ゆう)が
舞台に登場。舞台背景は、中世の墓場・・・

白い花束を抱え、墓に眠る友を訪ねる。

そこに墓堀(未央 一)が登場・・・

墓の中には、墓泥棒にあらされ、宝はもうないという墓堀に
「愛」という宝が眠っていると青年(紫苑ゆう)は言う。

そう・・・青年は「レジェンド」彼が歌う時・・・愛の伝説は今、蘇る

<第2場>

埋もれた愛(A)

〇夜の亡霊 (未央 一)(ジーザス・ディアマンテ)

墓堀が夜の亡霊を歌いながら登場。
墓堀は、レジェンドに会って以来 墓を掘ると愛が蘇るという・・・

墓堀が墓を掘れば愛が蘇る(スクリーンに白夜伝説とワンナイト・ミラージュ)

<第3場>

愛と死

〇愛と死の輪舞(エリザベート)
〇最後のダンス(エリザベート)
〇私だけに(エリザベート)

トートをイメージさせる衣装でレジェンドが歌う

<第4場>

埋もれた愛(B)

<第5場>

白い愛

〇ゴールデン・デイズ(ラ・カンタータ)

レジェンドが白い衣装で、裸足で舞台いっぱいに踊る


【第2部】

<第1場>

愛の伝説(A)

〇うたかたの恋
〇炎のボレロ
〇戦争と平和
〇花百蘭
〇結ばれぬ愛
〇愛あればこそ

白い軍服の衣装で「うたかたの恋」を歌い。その後 初トーク
炎のボレロ~愛あればこそ までメドレー


<第2場>

埋もれた愛(C)

スクリーン「愛の祈り」

<第3場>

愛の伝説(B)

〇デジレ(シャンテ・シャンテ・シャンテ)
〇トレアドール(Sion)
〇シボネー(ラ・カンタータ)
〇One Little Jewelry(ジーザス・ディアマンテ))
〇We Are Samoa(パパラギ)

紫の衣装でメドレー

<第4場>

埋もれた愛(D)

墓堀トーク

<第5場>

愛の伝説(C)

〇蒼い口づけ~ノスフェラチュ(蒼い口づけ)
〇熱愛のボレロ(ラ・カンタータ)

ドラキュラのイメージの衣装で3曲をレジェンドが歌う


<第6場>

永遠の愛

〇宝塚我が心の故郷
〇FOREVER TAKARAZUKA

燕尾服で、階段を利用したダンス

<カーテンコール>

〇愛の旅立ち

ゴールドの衣装で、「愛の旅立ち」

宝塚版:安蘭けい 愛の旅立ち 「宝塚巴里祭2001」
http://www.youtube.com/watch?v=FJpZ4rCiNfI&feature=related

原曲:Si L'On Revient Moins Riches
http://www.youtube.com/watch?v=sNoF5sagyMM


感動的な舞台でした[ぴかぴか(新しい)]
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2009年5月24日(日)宝塚月組公演「エリザベート」を観ました☆ [観劇日記]

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瀬奈じゅん主演 宝塚月組公演 エリサベート 11:00の部を観劇してきました。
初日から3日目の公演…
ウイルスで休演にならないか…と心配してたものの、劇場はマスクの人が多かったですが
満員のいりでした[ぴかぴか(新しい)]

瀬奈さんのトート…金髪?のトートは初めて?観たような気がしますが
とくかくビジュアル的には、大変美しいトートですので
瀬奈さんファンは[ハートたち(複数ハート)]なのでは、ないでしょうか[かわいい]

トートが初登場の時の衣装も豪華…
エリザベートとの最初の出会い…椅子でさえ、ゴージャスでした[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]

演出が部分的に少しづつ、手を加えられいる印象を感じました。
たとえば、エリサベートが倒れた時のソファー…盆がまわって位置が正面にくる…とか
細かい演出に変化がありました。

さて、オーディションで選ばれた…と噂に聞いていたエリザベートですが
私的には、「・・・・」でした。
悪くはありませんが、歌唱力も、演技力も、美貌も一般的のような気がしました。
学年が若い方なんでしょうか?
新人公演なら、なかなかよかったのかもしれませんが
年が若い方の演技は、ルドルフを亡くした時の母の哀しみ…精神病院…夜のボート…
重みがだせないのは、しかたがないのかもしれません。

前回、観劇したのが宝塚ではなく、東宝のエリザベートなので
ベテランの演じるエリザベートと比べて見ることになってしまい大変、酷ではありますが…

学年が若いのに、皇太后ゾフィーとルキーニ役の方はなかなか検討されていたと思います。
ただ、やはり個人的にはベテランが演じて欲しい役どころではあります。

マックス公爵は、渋くてよく雰囲気がでていてよかったと思います。

全体的には、華やかさを増した公演で、終演後は客席からは
ため息のような、ささやきが聞こえてきました[ぴかぴか(新しい)]

とにかくエリザベートは名作…ということは、変わりませんので
チケットがあるかはさておいて、観たことがない方には観劇をお薦めします。


宝塚大劇場 2009年5月22日(金)~6月22日(月)
東京宝塚劇場 2009年7月10日(金)~8月9日(日)

詳しくは宝塚歌劇団のHPをご覧下さい[ぴかぴか(新しい)]
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